イベントやキャンプ場から、災害時の避難所まで 仮設トイレ

新潟県中越大震災⑤

新潟県中越大震災時にも仮設トイレは利用されておりました。

災害用トイレ(仮設トイレ)に馴染めない人もいました。

車椅子の老人などは大勢の家族で順番に面倒を見るなど、老人の自宅介護に慣れていた人でも避難所の中ではそう簡単ではありませんでした。トイレに連れ添ったりするが、並んでいると介添え者も排泄したくなりトイレに行きたくなる。仮設トイレは便器の床までの高さが約30センチあり、足が不自由な人は上がるだけでも大変。中越の家々には洋式の水洗トイレが設備され椅子式(洋式)に馴染んでいましたから、その生活実態に合わせた椅子式トイレを提供すべきでした。

中越の被災地に搬入された仮設トイレは、レンタル業者が搬入した新品の仮設トイレ(連棟型)もありましたが、大半は所有名義が書かれた工事現場用の仮設トイレでした。そのためか、仮設トイレの多くがドアのノブが甘かったり壊れていたり、ブースの床が錆びていたり剥げたり壁には凹凸ができたり天井にひび割れが入っていたりして、要するに、旧式・中古だったのです。だから、子どもの中には「入って鍵を閉めたら開かなくなった」という子もいた。便槽式の仮設トイレは、和式で、今の子どもたちには馴染みがありません。かつ便器の穴から糞便や神が見え悪臭が上がり、更に設置の初期にはここにカップラーメンの食べ残しや布類などが投げ込まれたりしていました。

以上、仮設トイレは新潟県中越大震災時にも活用されておりました。

山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用

写真は、日野興業製 仮設トイレ 簡易水洗タイプ 洋式 [GX-WJP]

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