イベントやキャンプ場から、災害時の避難所まで 仮設トイレ

避難所でのトイレの安全管理⑨

避難者有志で自治会を結成し生活ルールづくりをさせる

避難所自治会が作られていくと、自ずと避難所生活に関する生活ルールづくりが始まります。避難所の管理者は、避難者に自治会を組織させて、トイレ清掃、トイレ用水の確保、安全管理などを自主的に運営する「トイレ対応班」を結成させます。また、保健所と連絡を取るほか、災害対策本部や社会福祉協議会に要請して、各避難所内に支援ボランティアの導入を図ります。

阪神・淡路大震災での例

阪神・淡路大震災で避難所自治会が結成されたのは、トイレ掃除問題がきっかけだった。摩耶小学校(灘区)では、校舎の各階で話し合い、トイレ用水の水汲み、ゴミの扱い、トイレ清掃等の約束事を決めた。これがきっかけとなり自治会組織ができた。トイレの掃除は女性がやり、救援物資を運ぶのは男性がやる、というように役割分担も明確になっていった。

一方同小学校では、電気が通じると、電熱器等を外から持参してヒューズがポンポン切れて困った。タバコは吸う場所を決めても平気で教室でたばこを吸う人が多く、トラブルも多くて困った。学校側は、「とにかくメドが立つまでは避難生活が続く。生活上の約束事を皆さんで決めてほしい」と話し、「学校としては施設管理の立場で困るのはトイレと火事だ。」①トイレの掃除をきちんとやる、②火気に注意する、この2つを絶対に守って欲しい。後のことは自治会組織にまかせるからルールを守って欲しい」という話をして、自治会に生活ルールを作ってもらった。

山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用

写真は、日野興業製 非水洗タイプ 洋式 [GX-WKP]

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