イベントやキャンプ場から、災害時の避難所まで 仮設トイレ

阪神・淡路大震災①

阪神・淡路大震災時にも仮設トイレは利用されておりました。

阪神・淡路大震災では、下水道普及率96%の近代都市・神戸、隣接する芦屋市、西宮市、尼崎市など阪神間の大都市で全てのライフラインが潰滅。震災初期には、排泄行為が無秩序状態に陥り、市民一人ひとりが排泄の機会と場所に困窮しました。

神戸市内は、下水道の管渠の被害が相次ぎ、東灘下水処理場は大きな被害を受け機能を完全に停止。イベント用の移動トイレ車4台、バキューム車19台しかない状態でした。しかし、震災初期の段階では、岐環協など全国環境整備事業協同組合連合会の団体、仮設トイレ業者の株式会社広興が自発的に仮設トイレの無償提供支援を行ったのです。

さらに、神戸市環境局は、仮設トイレの確保に乗り出し、自治消防庁や厚生省も仮設トイレの支援搬送を自治体に呼びかけ、東京都23区や静岡県などから仮設トイレが搬入され、学校避難所等に設置されました。また、簡易なポータブルトイレも提供され、高齢者や病人を抱える家庭からの要請に応じて配備され活用されたのです。

ちなみに神戸市以外にも仮設トイレの緊急搬入が行われ、この大震災で阪神間に搬入された仮設トイレの総数は約7000基近くに及んだことになります。

以上、仮設トイレは阪神・淡路大震災時にも活用されておりました。

山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用

写真は、旭ハウス工業製 仮設トイレ ペダル式軽水洗便槽付(和式) [AUG-1J+BC37N]

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