イベントやキャンプ場から、災害時の避難所まで 仮設トイレ

阪神・淡路大震災 民間仮設トイレ業者の緊急支援

激震の後、直ちに大阪の大手仮設トイレメーカー(当時)・㈱広興が動いた。

1995年1月17日(火) 午前5時46分頃、大地震発生。9時に神戸市に電話を入れた。不通。9時50分、神戸市災害対策本部に仮設トイレの提供を電話で申し出たが問合せなし。午後4時頃、某国会議員にアクションを依頼。

1995年1月18日(水)午前7時頃、国会議員から入電。「神戸市から直ちに対応して欲しいと依頼があった。」8時、神戸市から仮設トイレ搬入の依頼があった。8時20分、第1便(仮設トイレ50基)を出荷。その直後、8時40分頃、神戸市から各区役所あての仮設トイレ搬入依頼の入電。淡路島の一宮町に仮設トイレ50基搬入の依頼あり。14時頃神戸市議会議長から仮設トイレ手配に対するお礼の入電。14時頃大阪府に対しての協力申込み。

1995年1月19日(木)仮設トイレの配送と配送準備を24時間体制で緊急手配する態勢に入った。医療機関に対してポータブルトイレ500台余をNHKの協力で海路で神戸に搬入。大阪府の協力で簡易洗浄器と小型給水ポリタンク4トン分をトラック1車で兵庫県防災臨時センターに搬入。ところで、こうしたトイレ緊急対応もたびたび大混乱に陥った。阪神間や淡路島に仮設トイレを設置した際、「最小限の単位で多くの場所に設置すること」を優先したが、どこの避難所に被災者が何人いるのかが全く判明していなかったからだ。この大震災で㈱広興が手配した仮設トイレは、有償無償合わせて約2000基だった。

ともかく、要請に応じて仮設トイレを運んだが、どこに設置するか分からない。肝心の担当者がどこにいるのか、探しても見つからない。2時間近くも待機するという事態も発生した。要請第1報から約6~7時間後に仮設トイレを設置するというありさまであった。阪神高速道路の不通で交通が麻痺し渋滞が発生したからだ。

一方、自社の仮設トイレをどこに設置したかが分からなくなった。後日、避難場所を約1週間かけて巡回しやっと㈱広興の仮設トイレの設置場所の確認を終えた。

山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用

イクストイレ

写真は、ハマネツ製 イクストイレ ポンプ式簡易水洗タイプ 兼用和式 [TU-iXF4]

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