イベントやキャンプ場から、災害時の避難所まで 仮設トイレ

阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応②

■西宮市の対応

西宮市(当時の人口約390万人)の被害は死者1,108人、全壊19,500棟、半壊16,300棟であった。トイレ問題については、同市の記録(「1995年1月17日阪神・淡路大震災 西宮市の記録」平成8年11月)によりその対応状況をみてみよう。

■仮設トイレの設営

西宮市では、兵庫県南部地震が発生して2日間は応急復旧にとりかかった。ガレキゴミの収集もし尿収集も中断して、まず被災者の遺体の収容作業に当たった。

発災3日目の1月19日からは、避難所等への仮設トイレの設置が急務となった。仮設トイレを順次避難所に搬送し設営していった。仮設トイレは市内194ヵ所の避難所のほか緊急避難的に仮設トイレの設営が必要とされた場所に置いていった。

その結果、322ヵ所(延べ)に1,036台(延べ)が設営された。また、ライフライン等の復旧と避難所の解消に伴い不要となった分から順次撤収していった。

なお、一般のし尿収集には手が回らず、業者(一部は支援自治体)に委託した。

■トイレの防疫対策

西宮市でのトイレの防疫対策については、仮設トイレの設置から2日目の1月21日になってトイレの消毒作業を実施した。1月27日、28日には350ヵ所に手洗い用洗面器セットと消毒液配布している。その後、最大時には194ヵ所の避難所で1,458基の仮設トイレを消毒したほか、民間が自主的に設置した避難施設や避難所内トイレの消毒を実施した。

山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

写真は、ハマネツ製 イクストイレ 水洗タイプ 洋式 [TU-iXWH]

 

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