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メーカー保証について 情報コンテンツ

日野興業製 女性用仮設トイレ カタログ

    日野興業の女性用仮設トイレカタログです。

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    ハマネツ製 屋外仮設トイレ 快適トイレ カタログ

      ハマネツ製 屋外仮設トイレ 快適トイレのカタログです。

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      イクストイレ

      ルークトイレ・エポックトイレ

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      ハマネツ製 屋外仮設トイレ コムズプラストイレ COMSplus カタログ

        ハマネツ製 屋外仮設トイレ コムズプラストイレ COMS plusのカタログです。

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        コムズプラス

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        ◆お知らせ

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          仮設トイレのメーカー保証について

            ネジ1個、バネ1個 このような小さい部品からでもご対応可能です。

            故障や不具合を発見した際は、まずは当店へご連絡ください。

            メーカーへ報告後、早急にご対応させていただきます。

            ※当店で取り扱いの無いメーカーの場合は、誠に申し訳ございませんが、ご対応することができません。

            予めご了承くださいませ。

             

            1.保証期間

            ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

            仮設トイレ製品を納品した日から1年間有効といたします。

            (※但し、、ポンプ類、メジ、コーキング部、摺動部、附属品は6ヶ月間)

             

            2.保証内容

            ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

            正常な施工、使用状態において、保証期間中の不具合につきましては、無償(※1)で当該部品の補修を行います。

            ※1仮設トイレ本体以外(水道工事・電気工事・設置工事)による不具合の場合は、

            保証対象外となります。予めご了承くださいませ。

             

            3.保証対象外

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            保証期間内であっても次のような場合は保証対象外とさせて頂きます。

            ・改造や変更が加えられこれが原因の場合。(メーカー指定以外の温水洗浄機能付き暖房便座の設置の場合も含む。)

            ・故意または過失、使用上の誤り、過度の力、熱等による場合。

            ・火災、震災、その他天災地変により発生した場合。

            ・電球・パッキンなどの消耗部品。

            ・商品の機能に影響しない便槽の臭いなどの感覚的現象。

            ・仮設トイレ本体以外(水道工事・電気工事・設置工事)による不具合。

            ・配送地域外(北海道・沖縄県・離島)への部品の送付や修理のご依頼はお受けすることができません。

             

             

            4.保証が切れたら

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            保証期間が過ぎた場合でも、お困りのことがあれば当店までご連絡ください。

            有償での修理や部品のご送付などを行います。

            また必要に合わせて、メーカーの職人が直接現場へ伺い、必要な処置を行います。

            料金のお支払いは、基本的に銀行振込(前払い)とさせていただきますが、後日作業費・材料費などをご請求させて頂く場合もございます。

            ネジ1個、バネ1個 このような小さい部品からでもご対応可能です。

            故障や不具合を発見した際は、まずは当店へご連絡ください。

            メーカーへ報告後、早急にご対応させていただきます。

            ※当店で取り扱いの無いメーカーの場合は、誠に申し訳ございませんが、ご対応することができません。

            予めご了承くださいませ。

             

            1.保証期間

            ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

            仮設トイレ製品を納品した日から1年間有効といたします。

            (※但し、、ポンプ類、メジ、コーキング部、摺動部、附属品は6ヶ月間)

             

            2.保証内容

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            正常な施工、使用状態において、保証期間中の不具合につきましては、無償(※1)で当該部品の補修を行います。

            ※1仮設トイレ本体以外(水道工事・電気工事・設置工事)による不具合の場合は、

            保証対象外となります。予めご了承くださいませ。

             

            3.保証対象外

            ∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

            保証期間内であっても次のような場合は保証対象外とさせて頂きます。

            ・改造や変更が加えられこれが原因の場合。(メーカー指定以外の温水洗浄機能付き暖房便座の設置の場合も含む。)

            ・故意または過失、使用上の誤り、過度の力、熱等による場合。

            ・火災、震災、その他天災地変により発生した場合。

            ・電球・パッキンなどの消耗部品。

            ・商品の機能に影響しない便槽の臭いなどの感覚的現象。

            ・仮設トイレ本体以外(水道工事・電気工事・設置工事)による不具合。

            ・配送地域外(北海道・沖縄県・離島)への部品の送付や修理のご依頼はお受けすることができません。

             

             

            4.保証が切れたら

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            保証期間が過ぎた場合でも、お困りのことがあれば当店までご連絡ください。

            有償での修理や部品のご送付などを行います。

            また必要に合わせて、メーカーの職人が直接現場へ伺い、必要な処置を行います。

            料金のお支払いは、基本的に銀行振込(前払い)とさせていただきますが、後日作業費・材料費などをご請求させて頂く場合もございます。

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            阪神・淡路大震災のもう一つの教訓⑨

              学校避難所の鍵は誰が持つのか

              笑えない話だが、摩耶小学校では、平成6年11月末頃に、「ここは緊急避難所ですので、玄関と体育館の鍵を貸してください」と、区から鍵を取りに来られた。その1ヵ月後に阪神・淡路大震災が起きた。その時の職員は、結局、あれから摩耶小学校に一回も来ていない。一つの鍵の保管利用のシステムに関しても、あの震災の時間帯の状況から考えると、「避難所の鍵は誰が持つのか」が非常に大事ではないかと思う。いろいろなケースで保管の時間帯を考える必要もあるが・・・・・・(小笠原侃)。

              山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

              写真は日野興業製仮設トイレ 水洗タイプ 和式 [GX-AS]

              学校避難所の鍵は誰が持つのか

              笑えない話だが、摩耶小学校では、平成6年11月末頃に、「ここは緊急避難所ですので、玄関と体育館の鍵を貸してください」と、区から鍵を取りに来られた。その1ヵ月後に阪神・淡路大震災が起きた。その時の職員は、結局、あれから摩耶小学校に一回も来ていない。一つの鍵の保管利用のシステムに関しても、あの震災の時間帯の状況から考えると、「避難所の鍵は誰が持つのか」が非常に大事ではないかと思う。いろいろなケースで保管の時間帯を考える必要もあるが・・・・・・(小笠原侃)。

              山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

              写真は日野興業製仮設トイレ 水洗タイプ 和式 [GX-AS]

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              阪神・淡路大震災のもう一つの教訓⑧

                地域防災計画

                ■地域防災計画上の避難所の認識

                当時は、広域避難場所は、市内の学校は345校あった(小学校173校、中学校84校、養護学校6校、市立高校12校、幼稚園71)(森田和夫)。

                この震災では、私立校が全て学校を開放し県立高校も開放してくれたので助かった。地域防災計画で指定された避難所だといっても、どこの学校も自分のところが広域避難所となっていることをしらなかったようだ(近谷衛一)。

                地域防災計画については、例えば防災指令一号、二号指令とはどういう状況になるのかは先生方にも指導していたが、三号については知らなかった。防災指令三号が「どんな手段でもその日のうちに可能な限り出勤せよ」ということを知らなかった(小笠原侃)。

                山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                写真は旭ハウス工業製 兼用汲取便槽付 [AUG-1+BC37N]

                 

                地域防災計画

                ■地域防災計画上の避難所の認識

                当時は、広域避難場所は、市内の学校は345校あった(小学校173校、中学校84校、養護学校6校、市立高校12校、幼稚園71)(森田和夫)。

                この震災では、私立校が全て学校を開放し県立高校も開放してくれたので助かった。地域防災計画で指定された避難所だといっても、どこの学校も自分のところが広域避難所となっていることをしらなかったようだ(近谷衛一)。

                地域防災計画については、例えば防災指令一号、二号指令とはどういう状況になるのかは先生方にも指導していたが、三号については知らなかった。防災指令三号が「どんな手段でもその日のうちに可能な限り出勤せよ」ということを知らなかった(小笠原侃)。

                山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                写真は旭ハウス工業製 兼用汲取便槽付 [AUG-1+BC37N]

                 

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                阪神・淡路大震災のもう一つの教訓⑦

                  ■医療ボランティア

                  一方、避難所に入った医療班は、避難所以外の近隣の民家の病人にも対応してくれていた。近隣の人には、「お医者さんが学校にいるから診てもらいに来てください」と声をかけた。一方、開業医も家が潰れていたが、ある程度時間がたつと、地元の医者が開業を再開したから、近隣の人たちには医療ボランティアの紹介ばかりできなくなった。医療ボランティアの方々が引き揚げはじめたのが2月末だが、その1週間前あたりから開業医が再開しはじめたようだった。「開業医が再開しはじめたので、我々も引き揚げようか」と言って学校の医療ボランティアを終了しはじめた。4月からは被災者照明を持参すれば無料で診てもらえるようになった。医療面のこうしたことの話し合いは難しかったようだ。つまり、区の医師会と医療ボランティアの医師たちのバトンタッチの話合いが難しかったようだ。いろんな思いがからまって複雑だったようだ。

                  山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                   

                  写真は旭ハウス工業製 洋式汲取便槽付 [AUG-F+BC37N]

                  ■医療ボランティア

                  一方、避難所に入った医療班は、避難所以外の近隣の民家の病人にも対応してくれていた。近隣の人には、「お医者さんが学校にいるから診てもらいに来てください」と声をかけた。一方、開業医も家が潰れていたが、ある程度時間がたつと、地元の医者が開業を再開したから、近隣の人たちには医療ボランティアの紹介ばかりできなくなった。医療ボランティアの方々が引き揚げはじめたのが2月末だが、その1週間前あたりから開業医が再開しはじめたようだった。「開業医が再開しはじめたので、我々も引き揚げようか」と言って学校の医療ボランティアを終了しはじめた。4月からは被災者照明を持参すれば無料で診てもらえるようになった。医療面のこうしたことの話し合いは難しかったようだ。つまり、区の医師会と医療ボランティアの医師たちのバトンタッチの話合いが難しかったようだ。いろんな思いがからまって複雑だったようだ。

                  山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                   

                  写真は旭ハウス工業製 洋式汲取便槽付 [AUG-F+BC37N]

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                  阪神・淡路大震災のもう一つの教訓⑥

                    ■支援ボランティア

                    避難所での支援ボランティアについては、摩耶小学校の場合は学生が来ていたが、「一週間ほどの日程で来ました」という不定期な活動のボランティアが多かった。しかし、避難所としては、学校内の避難者が自治的に働いたから、避難者の生活支援は何とかやりくりできた。ちなみに、民間団体からの支援として、日教組、連合、宗教団体など組織からのボランティアの人が来てくれていた(小笠原侃)。

                    山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                    写真は旭ハウス工業製 ペダル式軽水洗小便便槽付 [AUG-UJ+LP+BC37N]

                    ■支援ボランティア

                    避難所での支援ボランティアについては、摩耶小学校の場合は学生が来ていたが、「一週間ほどの日程で来ました」という不定期な活動のボランティアが多かった。しかし、避難所としては、学校内の避難者が自治的に働いたから、避難者の生活支援は何とかやりくりできた。ちなみに、民間団体からの支援として、日教組、連合、宗教団体など組織からのボランティアの人が来てくれていた(小笠原侃)。

                    山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                    写真は旭ハウス工業製 ペダル式軽水洗小便便槽付 [AUG-UJ+LP+BC37N]

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                    阪神・淡路大震災のもう一つの教訓⑤

                      ■校長室などは開放せず

                      今から思えば、摩耶小学校では、校長室、職員室、給食室、保健室を避難者に絶対に開放しなかったことは本当に良かったと思う。校舎への入室は一階から四階まで順番に対応した。校長室は教職員の対策本部にして利用していたし、保健室は必ず病気や怪我の避難者が来られるから、避難の方たちに「ここは医務室だから生活の場所ではありませんから、入ってはだめですよ」と絶えず言っていた。救護所として使う目的をもって、病気の人が入るだけにして、治療に専念できるようにしていた(小笠原)。

                      山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                      写真は旭ハウス工業製 快適トイレ 洋式水洗 [AUG-FWK+15WS]

                      ■校長室などは開放せず

                      今から思えば、摩耶小学校では、校長室、職員室、給食室、保健室を避難者に絶対に開放しなかったことは本当に良かったと思う。校舎への入室は一階から四階まで順番に対応した。校長室は教職員の対策本部にして利用していたし、保健室は必ず病気や怪我の避難者が来られるから、避難の方たちに「ここは医務室だから生活の場所ではありませんから、入ってはだめですよ」と絶えず言っていた。救護所として使う目的をもって、病気の人が入るだけにして、治療に専念できるようにしていた(小笠原)。

                      山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                      写真は旭ハウス工業製 快適トイレ 洋式水洗 [AUG-FWK+15WS]

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                      阪神・淡路大震災のもう一つの教訓④

                        ■学校避難所

                        神戸空襲以来、避難先は学校

                        神戸の人は、頭の中に避難先は学校だという意識があった。

                        昭和20年の戦災で神戸がB29の爆撃を受けたとき、どこで子どもと親が散りじりになるかわからない。

                        親が、子どもに躾けていた。

                        「そのときはあそこの小学校に行っとくんやで。親は行方不明になったとしても必ず学校にいくから・・・」とそういう躾け方だった。その人たちが今親になっているわけだ。だから、「何かあったらすぐに学校へ行け」となった。

                        避難所になった学校での救援物資の避難所への配給は、ものすごく不公平だった。配給の当たらないところは何日間も当たらない。一方で食物でも、パン、おにぎりなど廊下などに山積みにしているところもあった。

                        避難先は学校だけではなかった。当初、神戸市役所や区役所では近くに住む避難者を庁舎に入れないということにしていたが、「避難できないやないか」という声が強かったので、庁舎を開放した。すると、本庁舎にもあっと言う間に避難者が入ってきた(近谷衛一)。

                        山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                        写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ ペダル式洋式軽水洗便槽付 [AUG-FJ+BC37N]

                        ■学校避難所

                        神戸空襲以来、避難先は学校

                        神戸の人は、頭の中に避難先は学校だという意識があった。

                        昭和20年の戦災で神戸がB29の爆撃を受けたとき、どこで子どもと親が散りじりになるかわからない。

                        親が、子どもに躾けていた。

                        「そのときはあそこの小学校に行っとくんやで。親は行方不明になったとしても必ず学校にいくから・・・」とそういう躾け方だった。その人たちが今親になっているわけだ。だから、「何かあったらすぐに学校へ行け」となった。

                        避難所になった学校での救援物資の避難所への配給は、ものすごく不公平だった。配給の当たらないところは何日間も当たらない。一方で食物でも、パン、おにぎりなど廊下などに山積みにしているところもあった。

                        避難先は学校だけではなかった。当初、神戸市役所や区役所では近くに住む避難者を庁舎に入れないということにしていたが、「避難できないやないか」という声が強かったので、庁舎を開放した。すると、本庁舎にもあっと言う間に避難者が入ってきた(近谷衛一)。

                        山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                        写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ ペダル式洋式軽水洗便槽付 [AUG-FJ+BC37N]

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                        阪神・淡路大震災のもう一つの教訓③

                          訓練と情報が大事

                          昭和20年に神戸が大空襲を受けたとき、当時の行政は何の力もなかったから、あの当時は恵まれない人も金持ちも関係なしに皆助け合うという気持ちの時代だった。そういう訓練や教育を普段いかに体系的組織的にやっておくかがいかに大事かということだ。

                          東京の人は震災訓練慣れているが、神戸は水害の訓練ばかりで震災訓練はしていなかった。

                          だから、あの3日間、「どこに避難したらいいのか。どこに行ったら水があるのか」などという情報が全く入らないという状態だった(近谷衛一)。

                          山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                          写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ ペダル式軽水洗便槽付(和式) [AUG-1J+BC37N]

                           

                          訓練と情報が大事

                          昭和20年に神戸が大空襲を受けたとき、当時の行政は何の力もなかったから、あの当時は恵まれない人も金持ちも関係なしに皆助け合うという気持ちの時代だった。そういう訓練や教育を普段いかに体系的組織的にやっておくかがいかに大事かということだ。

                          東京の人は震災訓練慣れているが、神戸は水害の訓練ばかりで震災訓練はしていなかった。

                          だから、あの3日間、「どこに避難したらいいのか。どこに行ったら水があるのか」などという情報が全く入らないという状態だった(近谷衛一)。

                          山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                          写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ ペダル式軽水洗便槽付(和式) [AUG-1J+BC37N]

                           

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                          阪神・淡路大震災のもう一つの教訓②

                            地域の人の助け合い

                            コミュニティの助け合い

                            行政は必ず何らかの責任を分担せねばならないが、あの震災時には、行政は、どこに高齢者や身体障碍者がいるのか、どんな状態かといった情報すらなかった。市民は、自分がどこに避難したらいいのかを誰に聞いても、「たぶん学校に行ったらいいのんと違うか」という程度の答えだった。ところが、一方で、「家から離れると物を盗られるから家を出るのがいややから、一歩も家を離れません」という老人もいたのだ。

                            でも、隣近所でのコミュニティがしっかりしているとところでは、「あの家に寝たきりのお婆さんがいるから何とか世話したらなあかん」といった形になった。震災後の3日間は行政の入る以前にそこの地域のコミュニティの助け合いというものがものすごく威力は発揮する。つまり、近所付き合いのないところでは「隣のおじいさんは家族でまだ顔を見ないから家の中にいるのと違うか。皆で行って助けよう」ということになった。私自身も朝まだ暗い中で「おやじがまだ出てない。顔を見ないけど壊れた家にいるのと違うか。助けに行ったろや」と、来てくれて助けられた。コミュニティの隣保関係の良し悪しでずいぶんと違ってくる(近谷衛一)。

                            山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                            写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ 洋式水洗架台付 [AUG-FW+15WS]

                            地域の人の助け合い

                            コミュニティの助け合い

                            行政は必ず何らかの責任を分担せねばならないが、あの震災時には、行政は、どこに高齢者や身体障碍者がいるのか、どんな状態かといった情報すらなかった。市民は、自分がどこに避難したらいいのかを誰に聞いても、「たぶん学校に行ったらいいのんと違うか」という程度の答えだった。ところが、一方で、「家から離れると物を盗られるから家を出るのがいややから、一歩も家を離れません」という老人もいたのだ。

                            でも、隣近所でのコミュニティがしっかりしているとところでは、「あの家に寝たきりのお婆さんがいるから何とか世話したらなあかん」といった形になった。震災後の3日間は行政の入る以前にそこの地域のコミュニティの助け合いというものがものすごく威力は発揮する。つまり、近所付き合いのないところでは「隣のおじいさんは家族でまだ顔を見ないから家の中にいるのと違うか。皆で行って助けよう」ということになった。私自身も朝まだ暗い中で「おやじがまだ出てない。顔を見ないけど壊れた家にいるのと違うか。助けに行ったろや」と、来てくれて助けられた。コミュニティの隣保関係の良し悪しでずいぶんと違ってくる(近谷衛一)。

                            山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                            写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ 洋式水洗架台付 [AUG-FW+15WS]

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                            阪神・淡路大震災のもう一つの教訓①

                              阪神・淡路大震災から1年半後の平成8年8月10日に復興の進む神戸で行政関係者、学者、学校管理者からあの時を回顧した話を多く伺った。その時の詳細な話の内容は、「震災時のトイレ対策-あり方とマニュアル-」(前出)270項~282項に掲載されている。震災から10年になる今日、その内容は新潟県中越大震災などを経験した今となっても、新鮮かつ示唆に富んでいるので、ここに、話の内容を取捨選択して紹介する。

                              なお、話していただいた方(肩書きはいずれも当時)は、神戸市衛生局長・近谷衛一氏、神戸市環境局高松事業所課長・大下昌宏氏、神戸大学工学部教授・室崎益輝氏、摩耶小学校教頭・小笠原、五妻小学校教頭山口登氏、神戸環境計画研究所長・井上求氏、神戸市教育委員会学校振興課振興係長・森田和夫氏の7人であり、お話の末尾に名前(敬称略)をカッコ書きで掲記している。

                              山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                              写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ 兼用水洗架台付(壁排水) [AUG-1WR+15WS]

                              阪神・淡路大震災から1年半後の平成8年8月10日に復興の進む神戸で行政関係者、学者、学校管理者からあの時を回顧した話を多く伺った。その時の詳細な話の内容は、「震災時のトイレ対策-あり方とマニュアル-」(前出)270項~282項に掲載されている。震災から10年になる今日、その内容は新潟県中越大震災などを経験した今となっても、新鮮かつ示唆に富んでいるので、ここに、話の内容を取捨選択して紹介する。

                              なお、話していただいた方(肩書きはいずれも当時)は、神戸市衛生局長・近谷衛一氏、神戸市環境局高松事業所課長・大下昌宏氏、神戸大学工学部教授・室崎益輝氏、摩耶小学校教頭・小笠原、五妻小学校教頭山口登氏、神戸環境計画研究所長・井上求氏、神戸市教育委員会学校振興課振興係長・森田和夫氏の7人であり、お話の末尾に名前(敬称略)をカッコ書きで掲記している。

                              山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                              写真は旭ハウス工業製 仮設トイレ 兼用水洗架台付(壁排水) [AUG-1WR+15WS]

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                              阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応⑥

                                阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応①~⑤

                                以上が、阪神・淡路大震災でのトイレ騒動末記である。

                                この後、自治省消防庁(当時)は、平成8年7月に、学識経験者25名を集めて「震災時のトイレ対策のあり方に関する調査研究委員会(委員長 山越芳男)」を開催し、神戸での現地調査を実施するなど半年間をかけて研究して結果、『震災時のトイレ対策―あり方とマニュアル―』をとりまとめた。

                                この報告書は、平成9年3月28日付けで「震災時のトイレ対策について」と題して全国の政令指定都市と市町村に通知された。

                                通知の内容は次のとおりである。

                                1 関係部局との連携により総合的かつ具体的な震災時トイレ対策の推進を図られたいこと。

                                2 震災時トイレ応急対策に関し、地方公共団体間の広域応援体制の整備を進めるとともに、避難所施設管理者、住民、自主防災組織、民間企業、ボランティア等との連携の強化を図られたたいこと。

                                3 各種の具体的な震災時トイレ対策の検討を進めるに当たっては、高齢者、障害者等のいわゆる災害弱者に対し配慮すべき事項を盛り込まれたいこと。

                                この通知書をもとにして(財)日本消防設備安全センターは、平成9年4月に「災害用トイレ製品等情報提供委員会」を開催して災害時に応急対応する災害用トイレ製品・施設をハード面から明確にしその情報を一括して自治体に提供することによって、仮設トイレ等災害用トイレの選択的備蓄の便宜を図る一方、災害用トイレ業界の製品等の技術的な進化を促した。

                                山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                写真は、ハマネツ製 イクストイレ ポンプ式簡易水洗タイプ 兼用和式 [TU-iXF4]

                                阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応①~⑤

                                以上が、阪神・淡路大震災でのトイレ騒動末記である。

                                この後、自治省消防庁(当時)は、平成8年7月に、学識経験者25名を集めて「震災時のトイレ対策のあり方に関する調査研究委員会(委員長 山越芳男)」を開催し、神戸での現地調査を実施するなど半年間をかけて研究して結果、『震災時のトイレ対策―あり方とマニュアル―』をとりまとめた。

                                この報告書は、平成9年3月28日付けで「震災時のトイレ対策について」と題して全国の政令指定都市と市町村に通知された。

                                通知の内容は次のとおりである。

                                1 関係部局との連携により総合的かつ具体的な震災時トイレ対策の推進を図られたいこと。

                                2 震災時トイレ応急対策に関し、地方公共団体間の広域応援体制の整備を進めるとともに、避難所施設管理者、住民、自主防災組織、民間企業、ボランティア等との連携の強化を図られたたいこと。

                                3 各種の具体的な震災時トイレ対策の検討を進めるに当たっては、高齢者、障害者等のいわゆる災害弱者に対し配慮すべき事項を盛り込まれたいこと。

                                この通知書をもとにして(財)日本消防設備安全センターは、平成9年4月に「災害用トイレ製品等情報提供委員会」を開催して災害時に応急対応する災害用トイレ製品・施設をハード面から明確にしその情報を一括して自治体に提供することによって、仮設トイレ等災害用トイレの選択的備蓄の便宜を図る一方、災害用トイレ業界の製品等の技術的な進化を促した。

                                山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                写真は、ハマネツ製 イクストイレ ポンプ式簡易水洗タイプ 兼用和式 [TU-iXF4]

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                                阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応⑤

                                  ■伊丹市

                                  伊丹市では、人的被害は死者19人、家屋被害は全壊1,369棟、半壊7,200棟といった被害が出ていた。

                                  伊丹市におけるトイレ対応について、伊丹市の記録(伊丹市災害対策本部「阪神・淡路大震災の概要」平成7年1月17日)伊丹市立D中学校の例でみてみよう。

                                  1月21日(土)の11時10分現在で、「校務連絡会」を開催。①トイレの使用について検討したほか、②トイレ用水の水汲み作業のため、当分の間、業間を15分にし、昼休みを短くした。また、午後には、①バケツ、杓を購入して各階のトイレに配置した(簡易トイレは7基設置した)。②学校のトイレを職員が清掃や消毒した。そして、③使用させないトイレのドアをロックした(学年で階を指定した)。さらに、④トイレの使用について、生徒用マニュアルを作成した。

                                  1月23日(月)の8時に「校務連絡会」を開催して、トイレ等の指導を行った。また、一校時に「全校集会」を開催。トイレの使用について(全体)、女子のトイレの使用について(格技室)、水汲みについて(美会委員)、それぞれ伝達した。

                                  山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                  写真は、ハマネツ製 イクストイレ 非水洗タイプ 小便器 ※ドアなし [TU-iXS]

                                  ■伊丹市

                                  伊丹市では、人的被害は死者19人、家屋被害は全壊1,369棟、半壊7,200棟といった被害が出ていた。

                                  伊丹市におけるトイレ対応について、伊丹市の記録(伊丹市災害対策本部「阪神・淡路大震災の概要」平成7年1月17日)伊丹市立D中学校の例でみてみよう。

                                  1月21日(土)の11時10分現在で、「校務連絡会」を開催。①トイレの使用について検討したほか、②トイレ用水の水汲み作業のため、当分の間、業間を15分にし、昼休みを短くした。また、午後には、①バケツ、杓を購入して各階のトイレに配置した(簡易トイレは7基設置した)。②学校のトイレを職員が清掃や消毒した。そして、③使用させないトイレのドアをロックした(学年で階を指定した)。さらに、④トイレの使用について、生徒用マニュアルを作成した。

                                  1月23日(月)の8時に「校務連絡会」を開催して、トイレ等の指導を行った。また、一校時に「全校集会」を開催。トイレの使用について(全体)、女子のトイレの使用について(格技室)、水汲みについて(美会委員)、それぞれ伝達した。

                                  山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                  写真は、ハマネツ製 イクストイレ 非水洗タイプ 小便器 ※ドアなし [TU-iXS]

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                                  阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応④

                                    ■尼崎市の対応

                                    尼崎市(当時の人口約48万8000人)では、人的被害は死者48人、家屋被害は全壊4880棟、半壊25520棟といった被害が出ていた。

                                    尼崎市におけるし尿処理対策等(仮設トイレの設置状況)及び防疫対策(消毒活動)については、同市の記録(「環境衛生対策」)では次のようになっている。

                                    ■仮設トイレの設置

                                    尼崎市では、兵庫県の斡旋によって大阪の㈱広興(当時)から簡易型の仮設トイレ150基を無償提供してもらった。このトイレは1基で約30人分を2日間で処理できるものだった。

                                    仮設トイレは、23日(月)から避難所を中心に設置していったが、一部の仮設トイレは、地区からの要望によって避難所以外の場所にも設置した。ピーク時には18ヵ所、47基を設置した。

                                    また、設置した仮設トイレの便槽からのし尿収集は、㈱広興が無償で2日ごとに行った。

                                    ■仮設トイレの防疫対策

                                    防疫対策は、保健所の職員が仮設トイレに薬剤散布を行い、避難者や住民のトイレ衛生環境の悪化を防ぐことに努めた。

                                    すなわち、避難所のトイレや仮設トイレの消毒活動は、1月23日から4月26日まで土・日を含んで毎日実施され、その際の使用薬剤は、クレゾール液であった。ちなみに、実施の記録をみると、避難所のトイレ96ヵ所に対して消毒延べ回数705回、仮設トイレ設置場所14ヵ所に対して消毒延べ回数107回であり、合計で110ヵ所に延べ812回の消毒が実施された。

                                    山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                    写真は、ハマネツ製 イクストイレ イクストイレ 非水洗タイプ 兼用和式 [TU-iX]

                                    ■尼崎市の対応

                                    尼崎市(当時の人口約48万8000人)では、人的被害は死者48人、家屋被害は全壊4880棟、半壊25520棟といった被害が出ていた。

                                    尼崎市におけるし尿処理対策等(仮設トイレの設置状況)及び防疫対策(消毒活動)については、同市の記録(「環境衛生対策」)では次のようになっている。

                                    ■仮設トイレの設置

                                    尼崎市では、兵庫県の斡旋によって大阪の㈱広興(当時)から簡易型の仮設トイレ150基を無償提供してもらった。このトイレは1基で約30人分を2日間で処理できるものだった。

                                    仮設トイレは、23日(月)から避難所を中心に設置していったが、一部の仮設トイレは、地区からの要望によって避難所以外の場所にも設置した。ピーク時には18ヵ所、47基を設置した。

                                    また、設置した仮設トイレの便槽からのし尿収集は、㈱広興が無償で2日ごとに行った。

                                    ■仮設トイレの防疫対策

                                    防疫対策は、保健所の職員が仮設トイレに薬剤散布を行い、避難者や住民のトイレ衛生環境の悪化を防ぐことに努めた。

                                    すなわち、避難所のトイレや仮設トイレの消毒活動は、1月23日から4月26日まで土・日を含んで毎日実施され、その際の使用薬剤は、クレゾール液であった。ちなみに、実施の記録をみると、避難所のトイレ96ヵ所に対して消毒延べ回数705回、仮設トイレ設置場所14ヵ所に対して消毒延べ回数107回であり、合計で110ヵ所に延べ812回の消毒が実施された。

                                    山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                    写真は、ハマネツ製 イクストイレ イクストイレ 非水洗タイプ 兼用和式 [TU-iX]

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                                    阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応③

                                      ■芦屋市の対応

                                      芦屋市では、人的被害は死者433人、家屋被害は全壊4661棟、半壊3943棟といった被害が出ていた。

                                      芦屋市のし尿処理対策活動及び防疫活動について同市の記録(「阪神・淡路大震災における被害状況及び復旧状況の概要について」平成8年11月)からみてみよう。

                                      ■仮設トイレの設置

                                      兵庫県南部地震が発生すると、水道は市内全域で断水状態になり、芦屋市内各地の家屋は想像以上の全壊や半壊が相次いだ。芦屋市では、多くの避難者が出ていることが判明したので、仮設トイレの設置が急務であると判断して、直ちに仮設トイレ200基を手配するとともに、兵庫県や民間事業所等に仮設トイレの提供を依頼した。

                                      1月18日には、既に手配したものに加えて、他の市町村からも仮設トイレの支援搬送があったほか、民間事業所からも提供があった。芦屋市では、これら多数の仮設トイレを設置する場所を指定し、避難所・公園等に設置していった。

                                      とはいえ、道路が寸断し交通が大渋滞していて大混乱状況であったから、希望どおりの場所に直ちに仮設トイレを設置することは困難であった。そこで、芦屋市は、避難所や公園等に設置したものを移設する等の処置を講じながら、市内全域にわたって設営作業を行い、延べ176ヵ所、1055基の仮設トイレを設置していった。

                                      芦屋市では仮設トイレを全く備蓄備蓄していなかったが、他の市町村からは仮設トイレと一緒に作業要員が支援にかけつけたほか、民間事業所からは仮設トイレの無償提供もあった。これで何とか被災市民の要望に応えることができたのであった。

                                      ■し尿の収集・処理

                                      多数の仮設トイレを設置することとなったものの芦屋市にはバキューム車はなかった。下水道が普及しトイレの水洗化率が極めて高かったから、芦屋市では、し尿収集業者は1社のみで、バキューム車の保有1台という状況だった。とても仮設トイレのし尿処収集までは全然手が付けられない状況だったのだ。

                                      芦屋市は、兵庫県に仮設トイレの提供を依頼する一方、し尿収集についてもお願いした。幸いにも兵庫県水質保全センターからバキューム車が常時4台とし尿収集要員が支援に来たからフル回転でし尿収集作業が行われた。なお、し尿収集作業がピークを迎えた時点では、宮崎市環境事業部からバキューム車1台と要員2人が来て、延べ14日間にわたって支援をつづけた。

                                      ■衛星保持対策

                                      芦屋保健所は、避難所を中心に手指消毒用アルコール製剤、逆性石鹸、消毒剤容器を配布し、避難所の世話人等に使用方法等を指導、誤使用防止のためビラで注意を促した。

                                      また、芦屋保健所は、避難所生活を送っている人たちに衛生上の注意を呼び掛けた。その内容は、避難所及び仮設便所の自主的な清掃、消毒剤での手指消毒励行、使用中の寝具等の自主的な清潔保持であったが、一方で芦屋市の災害対策本部が各避難所に布団乾燥車を派遣して積極的な巡回活動を実施した。

                                      ■仮設トイレの消毒

                                      仮設トイレと周辺の消毒は、芦屋市対策本部が委託した兵庫県PCO協会が、芦屋保険所の薬剤提供や施行手法の指導に沿って、仮設トイレの撤去までの間、1日1回の消毒をつづけた。また、各トイレには消毒記録表を表示して、使用者に安心感を与えるよう配慮した。

                                      山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                      写真は、ハマネツ製 イクストイレ 水洗タイプ 兼用和式 [TU-iXJH]

                                       

                                      ■芦屋市の対応

                                      芦屋市では、人的被害は死者433人、家屋被害は全壊4661棟、半壊3943棟といった被害が出ていた。

                                      芦屋市のし尿処理対策活動及び防疫活動について同市の記録(「阪神・淡路大震災における被害状況及び復旧状況の概要について」平成8年11月)からみてみよう。

                                      ■仮設トイレの設置

                                      兵庫県南部地震が発生すると、水道は市内全域で断水状態になり、芦屋市内各地の家屋は想像以上の全壊や半壊が相次いだ。芦屋市では、多くの避難者が出ていることが判明したので、仮設トイレの設置が急務であると判断して、直ちに仮設トイレ200基を手配するとともに、兵庫県や民間事業所等に仮設トイレの提供を依頼した。

                                      1月18日には、既に手配したものに加えて、他の市町村からも仮設トイレの支援搬送があったほか、民間事業所からも提供があった。芦屋市では、これら多数の仮設トイレを設置する場所を指定し、避難所・公園等に設置していった。

                                      とはいえ、道路が寸断し交通が大渋滞していて大混乱状況であったから、希望どおりの場所に直ちに仮設トイレを設置することは困難であった。そこで、芦屋市は、避難所や公園等に設置したものを移設する等の処置を講じながら、市内全域にわたって設営作業を行い、延べ176ヵ所、1055基の仮設トイレを設置していった。

                                      芦屋市では仮設トイレを全く備蓄備蓄していなかったが、他の市町村からは仮設トイレと一緒に作業要員が支援にかけつけたほか、民間事業所からは仮設トイレの無償提供もあった。これで何とか被災市民の要望に応えることができたのであった。

                                      ■し尿の収集・処理

                                      多数の仮設トイレを設置することとなったものの芦屋市にはバキューム車はなかった。下水道が普及しトイレの水洗化率が極めて高かったから、芦屋市では、し尿収集業者は1社のみで、バキューム車の保有1台という状況だった。とても仮設トイレのし尿処収集までは全然手が付けられない状況だったのだ。

                                      芦屋市は、兵庫県に仮設トイレの提供を依頼する一方、し尿収集についてもお願いした。幸いにも兵庫県水質保全センターからバキューム車が常時4台とし尿収集要員が支援に来たからフル回転でし尿収集作業が行われた。なお、し尿収集作業がピークを迎えた時点では、宮崎市環境事業部からバキューム車1台と要員2人が来て、延べ14日間にわたって支援をつづけた。

                                      ■衛星保持対策

                                      芦屋保健所は、避難所を中心に手指消毒用アルコール製剤、逆性石鹸、消毒剤容器を配布し、避難所の世話人等に使用方法等を指導、誤使用防止のためビラで注意を促した。

                                      また、芦屋保健所は、避難所生活を送っている人たちに衛生上の注意を呼び掛けた。その内容は、避難所及び仮設便所の自主的な清掃、消毒剤での手指消毒励行、使用中の寝具等の自主的な清潔保持であったが、一方で芦屋市の災害対策本部が各避難所に布団乾燥車を派遣して積極的な巡回活動を実施した。

                                      ■仮設トイレの消毒

                                      仮設トイレと周辺の消毒は、芦屋市対策本部が委託した兵庫県PCO協会が、芦屋保険所の薬剤提供や施行手法の指導に沿って、仮設トイレの撤去までの間、1日1回の消毒をつづけた。また、各トイレには消毒記録表を表示して、使用者に安心感を与えるよう配慮した。

                                      山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                      写真は、ハマネツ製 イクストイレ 水洗タイプ 兼用和式 [TU-iXJH]

                                       

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                                      阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応②

                                        ■西宮市の対応

                                        西宮市(当時の人口約390万人)の被害は死者1,108人、全壊19,500棟、半壊16,300棟であった。トイレ問題については、同市の記録(「1995年1月17日阪神・淡路大震災 西宮市の記録」平成8年11月)によりその対応状況をみてみよう。

                                        ■仮設トイレの設営

                                        西宮市では、兵庫県南部地震が発生して2日間は応急復旧にとりかかった。ガレキゴミの収集もし尿収集も中断して、まず被災者の遺体の収容作業に当たった。

                                        発災3日目の1月19日からは、避難所等への仮設トイレの設置が急務となった。仮設トイレを順次避難所に搬送し設営していった。仮設トイレは市内194ヵ所の避難所のほか緊急避難的に仮設トイレの設営が必要とされた場所に置いていった。

                                        その結果、322ヵ所(延べ)に1,036台(延べ)が設営された。また、ライフライン等の復旧と避難所の解消に伴い不要となった分から順次撤収していった。

                                        なお、一般のし尿収集には手が回らず、業者(一部は支援自治体)に委託した。

                                        ■トイレの防疫対策

                                        西宮市でのトイレの防疫対策については、仮設トイレの設置から2日目の1月21日になってトイレの消毒作業を実施した。1月27日、28日には350ヵ所に手洗い用洗面器セットと消毒液配布している。その後、最大時には194ヵ所の避難所で1,458基の仮設トイレを消毒したほか、民間が自主的に設置した避難施設や避難所内トイレの消毒を実施した。

                                        山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                        写真は、ハマネツ製 イクストイレ 水洗タイプ 洋式 [TU-iXWH]

                                         

                                        ■西宮市の対応

                                        西宮市(当時の人口約390万人)の被害は死者1,108人、全壊19,500棟、半壊16,300棟であった。トイレ問題については、同市の記録(「1995年1月17日阪神・淡路大震災 西宮市の記録」平成8年11月)によりその対応状況をみてみよう。

                                        ■仮設トイレの設営

                                        西宮市では、兵庫県南部地震が発生して2日間は応急復旧にとりかかった。ガレキゴミの収集もし尿収集も中断して、まず被災者の遺体の収容作業に当たった。

                                        発災3日目の1月19日からは、避難所等への仮設トイレの設置が急務となった。仮設トイレを順次避難所に搬送し設営していった。仮設トイレは市内194ヵ所の避難所のほか緊急避難的に仮設トイレの設営が必要とされた場所に置いていった。

                                        その結果、322ヵ所(延べ)に1,036台(延べ)が設営された。また、ライフライン等の復旧と避難所の解消に伴い不要となった分から順次撤収していった。

                                        なお、一般のし尿収集には手が回らず、業者(一部は支援自治体)に委託した。

                                        ■トイレの防疫対策

                                        西宮市でのトイレの防疫対策については、仮設トイレの設置から2日目の1月21日になってトイレの消毒作業を実施した。1月27日、28日には350ヵ所に手洗い用洗面器セットと消毒液配布している。その後、最大時には194ヵ所の避難所で1,458基の仮設トイレを消毒したほか、民間が自主的に設置した避難施設や避難所内トイレの消毒を実施した。

                                        山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                        写真は、ハマネツ製 イクストイレ 水洗タイプ 洋式 [TU-iXWH]

                                         

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                                        阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応①

                                          当時の新聞には、西宮市や芦屋市などの水洗トイレの深刻さも大きく報じられていた。

                                          「西宮市内の避難所ではトイレ不足が深刻な問題になっている。同市では移動式の簡易トイレ約100台数を避難所などに設置したが、とてもトイレ用の水までは手が回らない状態。そのため、避難所の水洗トイレは水が出ず異臭に包まれる事態になっている。現地では、『特に地震発生当日はものすごいにおいでたまらなかった』『女性用が使えなくなり、男性用に入った』などの声が相次いだ。そのため、足腰を毛布で暖めなるべく水分を取らないようにしてトイレの回数を抑えている女性もいるという。」

                                          山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                          写真は、ハマネツ製  イクストイレ 非水洗タイプ 兼用和式 [TU-iX]

                                          当時の新聞には、西宮市や芦屋市などの水洗トイレの深刻さも大きく報じられていた。

                                          「西宮市内の避難所ではトイレ不足が深刻な問題になっている。同市では移動式の簡易トイレ約100台数を避難所などに設置したが、とてもトイレ用の水までは手が回らない状態。そのため、避難所の水洗トイレは水が出ず異臭に包まれる事態になっている。現地では、『特に地震発生当日はものすごいにおいでたまらなかった』『女性用が使えなくなり、男性用に入った』などの声が相次いだ。そのため、足腰を毛布で暖めなるべく水分を取らないようにしてトイレの回数を抑えている女性もいるという。」

                                          山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用

                                          写真は、ハマネツ製  イクストイレ 非水洗タイプ 兼用和式 [TU-iX]

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