仮設トイレ必要数の割り出し計算方法
- 2017年01月01日
- 関東大震災, 阪神淡路大震災, 新潟県中越大震災, 大震災時におけるトイレ
・既設トイレブース数=A
・使用予定人数(D+G=H)
避難者数(合計)(男性(B)+女性(C))=(B+C)=D
避難者数(合計)B+C×3=F(女性が多い場合にはこうした数字と考える。)
近隣の被災者使用予定人数=G
概算の使用予定人数=D+G(又は、F+G)=H
・全ての仮設トイレで対応すると考えた場合の仮設トイレ数=(し尿原単位×H)÷仮設トイレし尿処理(便槽容量)×収集間隔日数=J
〇し尿原単位:1.2L/人・日
〇屎尿収集間隔日数:屎尿収集車の台数等に基づき収集計画を立て、何日に1回収集できるかを計算する(2~3日に1回以上の収集が必要)
〇仮設トイレの能力(便槽容量等)は、トイレの種類、処理方式等により異なるが、概ね公称能力の70%程度とすることが必要である。
・必要仮設トイレ数=全て仮設トイレ数で対応すると考えた場合の仮設トイレ数-既設ブース数
J-A=K(必要トイレ数)
山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用
写真は、旭ハウス工業製 手洗架台付 [AUG-L+15WS]
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