平素の公共トイレ危機管理のポイントは何か⑤
- 2017年01月01日
- 関東大震災, 阪神淡路大震災, 新潟県中越大震災, 大震災時におけるトイレ, 公共トイレ危機管理のポイント
備蓄している仮設トイレやトイレ製品等の記録情報を共有する
仮設トイレ業者等から購入し備蓄しているトイレ製品の製品名・製品番号・便槽容量・建屋の特徴等のほか、設置予定場所名・同管理者名などの記録情報のコピーを指定避難所管理者や町会・防災会役員などに配付して保有させておきます。また、撤去の時に混乱しないように、「トイレ撤去の方法」も書き添えておきます。
他の自治体等との相互トイレ支援体制を強化しておく
他の自治体との間でし尿汲取り支援協定を締結するほか、自治体相互間のトイレ支援訓練を実施します。その際、災害用トイレ製品等の輸送方法・連絡方法などを決めておきます。
山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用
写真は、旭ハウス工業製 洋式汲取便槽付 [AUG-F+BC37N]
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