神戸でトイレ混乱がはじまった①
- 2017年01月01日
- 阪神淡路震災でのトイレ大混乱
平成7年1月7日(火)午前5時46分頃に発生した阪神・淡路大震災では、間接死を含む死者が6433人、全壊10万4906棟、半壊14万4274棟という大きな被害が出たほか、電気、ガス、水道、電話といったライフラインは激震(M7.3)によって大きな被害を受けた(平成15年12月25日現在)。この震災の直接的被害総額は約9兆9000億円(1995年4月5日発表)にのぼった。
電気・電話は1月中に復旧したが、水道が2月末、下水道とガスは復旧までに約3ヵ月を要した。下水道は東灘処理場が損壊して下水道処理機能がストップ。し尿の終末処理ができなくなった。
山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用
写真は、ハマネツ製 水洗タイプ 兼用和式 [TU-iXJH]
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