神戸へのバキューム・トイレの緊急支援②
- 2017年01月01日
- 阪神淡路震災でのトイレ大混乱
先遣隊が情報収集と行政調査のために動いた
「バキューム支援活動に入る。ともかく現地に飛ぼう!」
詳細な災害情報を収集し救援部隊の受け入れてもらう体制をととのえる必要があった。森朴氏は「先遣隊」として名古屋空港で民間ヘリコプター1基をチャーターし神戸に飛んだ。
ヘリコプターは、18日の午後2時ポートアイランドに到着。森朴氏は急ぎ兵庫県庁の環境局長や環境整備課長と救援活動の調整に入り、申し出た。
「仮設トイレの設置とバキューム車を提供したい。」
仮設トイレは、芦屋市から設置を開始した。淡路島の町からも要請があったが、港の使用が不能だった。淡路島への搬入は四国の環整連団体に支援を頼み香川県等の業界団体が支援を開始した。
山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用
写真は、旭ハウス製 仮設トイレ 兼用水洗架台付(壁排水) [AUG-1WR+15WS]
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