自宅ではどうやってトイレをするか⑤
- 2017年01月01日
- 関東大震災, 阪神淡路大震災, 新潟県中越大震災, 情報コンテンツ, 大震災時におけるトイレ
汚物類は必ず専用のゴミ箱に入れる
糞便を包んだ紙類は、ビニール袋に入れて段ボール箱に保管し、「生活ゴミ」として回収を待ちます。お尻を拭いた紙も専用の段ボール箱などに入れます。箱には必ず「汚物入れ」と書いておきます。
手洗い用水は、残っていれば風呂の残り湯を使いますが、なければ冷蔵庫の中のボトルの飲料水などを使うことになります。
排泄場所は、既設トイレ(断水中)のブース、風呂場などですが、家族が多い時や女性に配慮する時は「押入れ」なども使います。
また、囲いは、布団、カーテン、バスタオル、フスマ、本棚(小)などがあります。
小便(尿)が流せるならば、洋式便器・和式便器を使います。小便器が使えないときは、空になったペットボトルやビン類に収納して、廃棄を待ちます。あるいは、猫の科学砂やぼろ布にしみこませてビニール袋に入れて「一般ゴミ」として廃棄します。
山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用
写真は、日野興業製 仮設トイレ 非水洗タイプ 小便器 [GX-BKP]
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