視覚・聴覚障害者への対応の基本は何か③
- 2017年01月01日
- 関東大震災, 阪神淡路大震災, 新潟県中越大震災, 大震災時におけるトイレ
在宅者のトイレ生活の実態を調べる
自宅にいる障害者についても、障害者福祉課の担当者が自宅のトイレが安全かどうかを確認し、自宅のトイレが使用できない場合には近隣のトイレ使用の状況と使用可能の場所へのアクセスを把握させ、障害者に合った排泄方法を助言します。
聴覚障害者には誤解の出ないような対応をする
聴覚障害者は、コミュニケーションがとかく途絶えがちになり疎外されることが多いので、積極的に筆談やゼスチャーにより話し掛け、皆の仲間入りができるように、次の2点を指導します。
①聴覚障害者であることを避難所管理者に伝え、避難生活上の協力を得る。
②周囲の人の協力を得られるようにトイレ・コミュニケーションの方法を相手に教え相手の言っていることが理解できているかどうかを相手に明確に伝える。
山下亨著 近代消防新書 災害救援ガイドブック 「トイレって大事!」より引用
写真は、ハマネツ製 仮設トイレ 水洗タイプ 洋式 [TU-V1W]
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