阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応⑤
- 2017年01月01日
- 阪神淡路震災でのトイレ大混乱
■北淡町
兵庫県北淡町(当時の人口約1万600人、現・淡路市)では、阪神・淡路大震災により死者39人、重軽傷者870人、全壊1,056棟、半壊1,219棟という大きな被害を受けた。
■仮設トイレの設置
北淡町でもトイレ問題が発生し、各避難所に仮設トイレが24ヵ所に無償(70基)・有償(55基)が設置された。
■レンタルトイレの精算
他方、淡路島の北淡町等では、レンタル料を支払って仮設トイレを避難所等に設営した。
全体で125基の仮設トイレが設置された。このうち55基分は有償のレンタル契約によっていた。
その際のレンタル料は、大便器1、小便器1のセットで「25,000円(3月)」であった。全て災害救助基金で精算し、仮設トイレも業者に引き取ってもらった(北淡町総務課の話)
山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用
写真は、ハマネツ製 イクストイレ 非水洗タイプ 小便器 ※ドアなし [TU-iXS]
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