阪神地域(神戸市以外)でのトイレ対応①
- 2018年01月01日
- 阪神淡路震災でのトイレ大混乱
当時の新聞には、西宮市や芦屋市などの水洗トイレの深刻さも大きく報じられていた。
「西宮市内の避難所ではトイレ不足が深刻な問題になっている。同市では移動式の簡易トイレ約100台数を避難所などに設置したが、とてもトイレ用の水までは手が回らない状態。そのため、避難所の水洗トイレは水が出ず異臭に包まれる事態になっている。現地では、『特に地震発生当日はものすごいにおいでたまらなかった』『女性用が使えなくなり、男性用に入った』などの声が相次いだ。そのため、足腰を毛布で暖めなるべく水分を取らないようにしてトイレの回数を抑えている女性もいるという。」
山下亨著 阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 「トイレが大変!」災害時にトイレ権をどう保障するかより引用
写真は、ハマネツ製 イクストイレ 非水洗タイプ 兼用和式 [TU-iX]
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